comm. arch. “Hand framed Alpaca Wool P/O”
comm. arch. “Hand framed Alpaca Wool P/O”
comm. arch.の「ハンドフレームド アルパカウール プルオーバー」をご紹介します。
既にラス1なアイテムですのでこのままバックレ・・ということはせず、
急遽ギ・コッテンより差し替えて投稿を進めます。ゴメン、イソーダージャケット・・
その前に先日インスタで反響を呼んだ(いいねの海外率が高い)問題作、アップしています。
これでもだいぶ手短にしたつもりですが、本編は一体どうなることやら。。
オーバースペックこそ正義(?)。賛同いただける方はぜひご覧ください。コチラ→
それではコム・アーチさんの新作を見ていきます。
曲りなりにもデビューシーズンから欠かさずご用意していまして、
半年ごとに新しいものをご覧いただけるここ数年。
と申しましても前回の「ハイネック プルオーバー」がそうであるように、
いわゆるカットソーはあっても純粋なニットウェアに手が挙がらず、
ご期待に添えられてなかった向きがありました。
でようやくの原点回帰。というより提案がグンバツでしたのでオーダーは必至。
デザイナーさんご本人が着ていたことも影響してだとも思います。
どうやらこの画像が魅力を覚える決め手になったとかならないとか?
プレーンなプルオーバーに現れたギャップ=“エルボーパッチ”の存在。
良質な糸や複雑な編み立てで勝負するニットウェアの世界。
レディースに比べればユニークな色やデザインは求めにくいですし、
なにぶんブランドの気質もそっち寄りじゃない。良い生地の土台があってこそ。
とは言えキャッチーというか惹きのあるディテールはメンズなりにも必要です。
我々が好みそうなところはやはりココなんだと思います。
個人的には“前後差&スリットを入れた裾”には、過去見てきた某海外ブランドに
通じるニュアンスを感じますが、それはあくまでマニアック店主の視点(・・)
ここはひとつ『ヒジ当て』を愛でてみてください。
いの一番でお伝えしなければならなかったのは、生地のほうかも知れません。
コム・アーチさんの定番素材・「アルパカ」をふんだんに使って編み立てた生地↑。
アルパカはウール半分ほどの軽さに、8倍(!)の暖かさなんて言われます。
加えてシルクのような光沢と肌触り感も特徴として挙がるポイント。
そこがチクチクさとは無縁のストレスフリーな着心地につながるわけでして。
今回はレディースのほうで多用されているモヘヤの代わりに使っています。
毛の抜けやすいモヘヤに比べれば控えめな抜けだそうですし、
ハンドフレーム(手横=手動式横編み機)ならではのふっくらした仕上がりにも
納得いただけるであろうと。
「サンダルウッド」は端的にお伝えするとブラウン扱いです。
3色ラインナップがありましたが、ここでは自信を持っての一択でファイナルアンサー。
現在のところ良い反響をいただけているようで何よりかと。
私としてはアンデスからやって来るアルパカには、何となく素朴な色合いを
求めてしまいます。
サンダルウッドからはその辺りから来る“原毛感”に、魅力を覚えた次第です。
comm. arch.の「ハンドフレームド アルパカウール プルオーバー」。
過度な自信のオーダーかと当初は思っていましたが、好意的な反応を見るにつけ
店頭・オンラインともに手応えを覚えました。
私なりの解釈からすると
【メリノウール=アルパカ>シェットランドウール勢】(≦アルパカにしたいくらい)
と今回ばかりはお応えせざるを得ないアイテムだと思っています。
在庫が限られてきていますが、心当たりのある方はぜひお早めにご覧ください。
それでは宜しくお願いします。